アルマーニ標準服 公立小 校長の独断採用で非難殺到 その真意とは?

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中央区立泰明小学校。東京都中央区銀座にある公立小学校だが、ここで新しい試みが行われるそうです。

2018年の春から区立泰明小学校に入学する1年生から、新しい標準服(制服)に切り替えるようです。その制服が高級ブランド「アルマーニ」に依頼してデザインを監修してもらうそう。

さすが銀座だなーなんて思いつつも、泰明小学校は公立校です。洗い替えのシャツなどをあわせると全部で9万円にもなるとのこと。

なかなか家計から捻出するのは厳しいのではないでしょうか。

 

詳しく見ていきます。

 

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公立小 泰明小学校アルマーニ標準服の値段は9万円

学校側の説明によると、現在の制服代としては、上着、長袖シャツ、ズボン、帽子等をすべてそろえて2万円に満たない程度。しかし、今回の『アルマーニ』ブランドを採用したアルマーニ標準服の値上がりは3倍以上になるようです。

銀座の小学校はそれほどまでにリッチな生活を送れるのでしょうか?

調べたところによると、やはり保護者は悲鳴を上げているようです。

小学校は6年間。子供は1年生から6年生になるまでに身長はグングン伸びる時期だし、通常であれば1・2回の買い替えも行うこともあるかと思います。

しかしながら、高すぎる標準服がゆえに、買い替えしなくても良いようにと、かなり大きめのサイズを購入している様子。

大きすぎてかわいそうだと思ったけれど、高いので少しでも買い替えの回数を減らしたい。いまの制服と同じくらいの値段なら、本人のサイズにあったものを買ってあげられたのだけれど

などどいう声があるようです。

 

アルマーニ標準服 採用は校長が一人で決定 校長は誰?

どうやら、今回の制服の採用は泰明小学校の校長が独断で決定したようです。

制服の発表は2017年秋まで情報解禁された無かったと言うことで、保護者の方もとってもおどろいているのだそう。9万円ともなれば、そこそこ良いブランドのスーツが買えるような値段だし、近場の海外旅行にも行けるかもしれない。

銀座に住んでいるとはいえ、やはり一般家庭において9万円と言うのはかなり大金だと思います。何度も買い替えるとなるとその度に高額な制服代が必要になってくる。

これを校長独断で決めるのはいかがなものなのでしょうか。

 

泰明小学校の校長の名前は和田利次(わだとしつぐ)という方。

学校のホームページでは『学校長より』のページがありましたが、顔写真などはありませんでした。

アルマーニを選んだ理由は『銀座に本社を構える海外ブランドの一つ』で、『本社の協力体制が得られそうだという意思表示があった』とのことで採用を決めたそう。

確かな情報を公開したかったとして、2017年秋まで公開しなかったとしていますが、だkらと言っていきなり言われると保護者側としても困惑するのは当然ですよね。

校長は『肯定的な意見もいただいている』として、アルマーニ標準服の採用を進めているのだそう。

金額的にもかなりの額になるし、一度はそのような高級ブランドの採用を検討している事くらい公表しても良かったのではないでしょうか。独断で決めるには、あまりにも保護者への影響が大きすぎる気もします。

 

 

アルマーニ標準服採用 和田利次校長の説明(全文)

2017年11月17日付の「平成30年度からの標準服の変更について」と題した保護者向けの文書で、和田利次校長は、以下のように説明しているようです。

全文を掲載します。

日頃より、本校教育活動に対するご理解、ご協力、誠にありがとうございます。平成29年度の教育課程も、後半へと進んで参りました。どうか最後までご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

さて標題の件につきまして、改めてご理解を賜りたく、その経緯についてお伝えいたしたくご通知をさせていただきました。

泰明小学校が特認校制度の対象校となり、9年目を迎えています。中央区の教育施策として定着をした制度でございますので、それはそれで好ましい方向に進んでいる者と認識いたしております。

また、泰明小学校を選択してくださり、本校の教育方針に恵心をしてくださり、そして、本校でお子様が自負をもって学んでくれたらと、期待なさって本校を選択されたのだと思うのですが、どうも、その意識と学校側の思いのすれ違いを感じるのです。

 

子どものたちの様子から申し上げれば、日常の振る舞い、言葉遣い、学校社会という集団の中での生活の仕方などを見ていますと、どのような思いや願いがあって本校を選択されたのかが分からなくて、思案に暮れることがあります。

特認校制度の対象校とはいえ、泰明小学校はやはり特別な存在であります。(どの学校も自負もっておられる(ママ)と思いますが)特認校制度の定着に向けての渦中にあっても、「泰明らしさ」は失われるものではないと思っております。

 

泰明小学校という学び舎の気高さ。この伝統ある、そして気品ある空間・集団への凝集性とか、帰属意識とか、誇りとか、泰明小学校が醸し出す「美しさ」は保っていかなければと、緊張感をもって学校経営してきました。

しかし、私が泰明小学校の在るべき姿としての思い描いていることをとはかけ離れた様子、事実があることも否めません。なぜ、本校を選択されたのですかと問い返したいと思う出来事や対応が多いこと、これが泰明の実態だったのでしょうかと、学校を管理する者として思い悩むこともしばしばです。

 

言動、もちろん、公共の場でのマナー、諸々含めて、児童の心に泰明小学校の一員であることの自覚が感じられないと思うことも度々です。もちろん、全員がそうだとは言いません。みそらの星賞などを設定し、この子ならばと推薦された児童が褒賞を受けることもあって、ほっとする面もあるのですが、それに反して、がくっと心折れる場面の多いことも事実です。

教育は内面を育てる営みがほとんどです。ですから、私どもも懸命に児童の内面を鑑み、自覚をもたせ、「泰明の子らしく」を金科玉条の如くは大げさかもしれませんが、でも、泰明小学校の児童はかくあるべきだと思い指導いたしております。

その力がまだ足りないのだと忸怩たる思いもありますが、なかなかその指導が行き渡らないのはなぜだろうと悩んでおります。対外的にも、「泰明小」そして「泰明の子」は注目されます。そういう衆目に答える姿であるかどうか、これまた、忸怩たる思いになることもしばしばです。

愛校心、所属愛、学校に対する誇りが自己の存在と重なると、スクール・アイデンティティーが芽生えます。このような、ある意味エモーショナルな心が、あるいは学校に対する思いが、薄れているのではないかと危惧しております。語弊を恐れずに申し上げますが、「自分は泰明小の一員であるから、そのようなふざけた行いはしない」と自戒できる児童を我々は育てたいのですが、保護者の皆様は、お子様の姿をどのようにお考えでしょうか。

もうひとつ、私が危惧しているのは、泰明小学校は銀座の街と友に歩んできたということを児童や保護者の皆様にご理解いただいているのかどうかということです。泰明小学校に通ってくると言うことは、例え特認校であっても、銀座の街の子供たちになると言うことだと私は思います。

現実的には、地域の集いや催しは、特に子供対象のものはそう多くはありません。ですが、街の方々は、泰明小学校の子供たちのためならと、事あるごとにご尽力してくださいます。学習活動面でもご周知のような協力を惜しみなくしてくださっています。

“街との絆”を感じながら泰明小で学んでほしい。保護者の皆様には、そういう学校で我が子は学んでいるものだということを意識して欲しいと思うのです。私は、立場上、地域の方々との接点がありますが、皆さんが、学校のことをとても大切に考えてくださっていることが分かります。街に学校があると言うことは、こんなに嬉しいものなのだな、と感じるのです。

しかし、このような意識も薄れつつあるのではないかと私は心配しています。いろいろ関わってくださっている方々には申し訳ございませんが、それほど多くはないはずの地域の催しや企画などにどれだけの方が参加してくださっているのでしょう。銀座の街あっての泰明小学校なのです。

今、泰明小学校は、どこか、どれかのスイッチを押さなければそのよさが失われてしまう、そういう時です。ビジュアルアイデンティティーという概念があります。

標準服もその要因の一つであります。視覚的な同一性と申し上げたらよいでしょうか。泰明の標準服を身に付けているという潜在意識が、学校集団への同一性を育み、この集団がよい集団であって欲しい、よりよい自分であるためによい集団にしなければならない、というスクールアイデンティティーに昇華していくのだと考えます。

どれかのスイッチの一つが、標準服であります。決して現行の標準服を否定しているわけではなく、教育は内面の育成、醸成だと再三申し上げているように、現行の標準服でいるから、これから縷々申し上げてきたような危惧があるのだと言っているのではありません。

標準服を変えれば私の危惧することが消えるわけではありません。教育は、内面の耕しであり、そこに、学校教育の質が問われるべきであると思っています。でも、教職員も微力ながらがんばっているのです。どこかの、どれかのスイッチを押さなければ、泰明小学校は、ただ、特認校の選択肢の一校になってしまうのではないかと私は危惧しているのです。

ところで、銀座の街も、当面は2020東京五輪に向けて変容しています。古き良き銀座の名残を留めながらも、新しさを求めています。泰明小学校も。よき伝統を保ちながらも、時代の流れをくんだ教育活動を進めております。ご存じのように、銀座の街には、世界に名だたるブランドショップが立ち並んでおります。

ブランドに拘ったり、志向したりしているわけではありませんが、泰明小学校も銀座のランドマーク、銀座ブランドであります。〔学校には当てはまらない言葉かも知れませんが〕街の歴史とともに存在するある種のトラディショナルブランドであります。

銀座の街のブランドと泰明ブランドが合わさったときに、もしかしたら、潜在意識として、学校と子供らと、街が一体化するのではないかと、また銀座にある学校らしさも生まれるのではないかと考え、アルマーニ社のデザインによる標準服への移行を決めました。

では、なぜアルマーニ社かということですが、他のブランド社(どのあたりまでをブランドと呼ぶのか悩みましたが)にもアプローチをしたのですが、程合いの違いはありますが、受け止めてもらえなかったというのが結論です。ただ、アルマーニ社だけが、思いを聞いて下さり、検討はしてみますが時間がかかります。またお約束はできませんということで3年前から、遅い歩みではありますが話が進んでおりました。

そして、販売ルートの確保や生産ルートの開拓まで、社としては初めての試みですが、引き受けてくださってからは懸命に努力をしてくださいました。松屋様のルートも残してくださったり、生地、縫製も日本のメーカーにしてくださったこともありがたいことです。

繰り返し申し上げますが、泰明小学校は公立の小学校として、開校以来ずっと銀座という地域との結びつきを大切にしてきました。時代の流れと共に銀座という街はどんどん発展し、日本を代表する商業地域として現在は多くの外国人観光客を受け入れる街となりました。

そうした国際色の強いエリアに立つ小学校として、地域に根差し、さらには国際的な視野を持つ人材を育てていきたいという思いをもってまいりました。標準服とは児童が毎日着るものです。そうした身近なアイテムだからこそ、それを通してきちんと装う事の大切さを感じることも、国際感覚の醸成に繫がると思います。

また視覚から受ける刺激による「ビジュアルアイデンティティー」の育成は、これからの人材を育てることに不可欠である「服育」という重要な教育の一環であると考えます。さらに、遊びのと時に無造作に脱ぎ捨てられていることが多いのですが、きちんと折りたたんでから遊びに行くとか、背もたれに掛けておくといった一手間の大切さも教えたいと考えております。

平成30年度入学の新1年生から着用することといたします。上学年の児童については、様々なご要望があると思われますので、ご関係の方々と相談をさせていただきながら決めていきます。

また販売価格についてはサイズごとの価格表がまだ整っていないのですが、現行標準服では男子の場合、上着、長袖シャツ、ズボン、帽子で、17755円(身長130センチの価格)女子の場合、上着、長袖ブラウス、スカート、帽子で、19277円(130のサイズの価格)です。サイズによって価格設定が違いますが、この標準服価格のおよそ2倍の価格になります。

新しい標準服は夏用のズボン、スカートが加わります。サイズが明確な価格ではございませんが、現在のところ、ズボンが7800円、スカートが10000円と設定されております。価格表が決まり、新一年生の入学者が決定した時点で、改めてお知らせいたします。

長々としたご通知で申し訳ございません。意を尽くせているかどうか心配でございますので、なおご不明な点がございましたら、学校宛てにご連絡くだされば幸いです。

引用:なぜアルマーニ監修の標準服に? 泰明小校長は、こう保護者に説明した(全文)

 

 

アルマーニ標準服は購入しなくてはならないもの?

アルマーニ標準服の9万円はかなり額が大きいものですよね。標準服と言うものは購入しなくてはならないものなのでしょうか。

調べたところによると、

「標準服」は、絶対にそれを着なければいけない、という位置づけのものではない。しかし、子どもを通わせる親にとっては、事実上買わなければいけないと思わせる点で、「制服」とほとんど同じ意味を持っている。

とのこと。

標準服は必ず着なくても良いようですが、やはりその学校に通わせている以上、買わなくてはいけないような空気があるようです。

確かに、その学校に通わせているのに、始業式や終業式のような機会にそのアルマーニ標準服を着ていないと明らかに他の子と比べて浮くだろうし、日本なのに貧富の差のようなものが顕著に表れてしまうのでは?なんて思ってしまいます。

やはり泰明小学校に通わせている以上は買わなくてはならないものとなる位置づけの様子。

確かに学校側の高級なイメージの確立としては確かなものになるかもしれません。

その高級ブランドを採用した標準服を採用することで、富裕層以外の方は入学決定に二の足を踏むことになり得るからです。自然と富裕層ばかりが集まる学校になりそうですよね。(当然私に子がいても通わせることはできないです)

 

このような問題が発生すると、そのうち『学校制服の金額制限』なんてもののうまれてきそうですよね。新しい道を作り出すということに関しては学校側の大きな挑戦かもしれませんが、また別の問題が生まれてきそうですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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コメントをどうぞ

  1. 匿名 より:

    小学校のガキんちょの制服にまで入り込んでくるアルマーニのアサマシさというか、バカもいい加減にしなっていう企業努力というか、本格的にガキでも着こなせるアルマーニっていうイメージを定着させるんだね。もうアルマーニ買って着るのやーめた。