任天堂 コロプラ提訴 白猫プロジェクト終了か?法務部最強の逸話

なんだか大変なことになっていますね。

スマートフォン向けの人気ゲーム「白猫プロジェクト」をめぐって、運営会社のコロプラを任天堂が訴えているようです。

報道を確認する限り、どうやらタッチパネルを操作する上での任天堂の特許技術が侵害されたとして、任天堂がコロプラを提訴している様子。

調べてみると、任天堂の法務部は業界では『最強』と言われる程の力を誇る部隊なのだとか。

コロプラの『白猫プロジェクト』は終了となってしまうのでしょうか。

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コロプラ・白猫プロジェクトとは?

白猫プロジェクト(しろねこぷろじぇくと)は、2014年に配信が開始された3DアクションRPGゲーム。

サービスを開始してダウンロード回数が1億回を突破し、コロプラの屋台骨を支える大ヒット作となっています。

サービス利用者を引き付けているのは、指1本で可能な「ぷにコン」という操作システムを採用し、指1本で『移動』『攻撃』『操作』を可能としていて、誰しもが簡単に操ることができること。

それに加えてバトルや街づくりのほか、最大4人で楽しめるリアルタイム通信バトルを搭載し、壮大な冒険のストーリーRPGをスマートフォンで実現できたことが興味ををそそるところだろう。

『ぷにこん』任天堂のゲームに似ている?

どうやら、今回の訴訟の内容は5件ほどあるようですが、メインはこの白猫プロジェクトの『ぷにこん』にあるようです。

白猫プロジェクト利用者の話では、

『以前から任天堂のゲームに似ているなと思うイベントがあり気になっていたので、もしかしたらそこが問題になったのかと思いました。』

との記載がありました。

世間からも似ていると感じている人は多いようですね。

任天堂はこの技術の特許を取得しているため、2016年9月に「特許権を侵害している」とコロプラに申し立てを行ったそう。

かれこれ1年以上に渡って話し合いを続けてきたようですが、コロプラ側の主張としては『不当な訴え』という回答で平行線をたどってきました。

遂に、2017年12月22日に東京地裁にゲームの配信差し止めと約44億円の賠償を求める訴訟が提起されました。

任天堂から特許権侵害で訴訟 内容

コロプラは平成29年12月22日に特許権侵害に関する訴状を提起され、平成30年1月9日に訴状内容を確認したと発表しました。

訴えの内容は
「特許権侵害に基づく損害賠償請求」
「特許権侵害に基づく弊社アプリ「白猫プロジェクト」の生産、使用、電気通信回線を通じた提供等の差止請求等」

とのことです。

全文

1.訴訟が提起された年月日及び裁判所
(1)訴訟が提起された年月日:平成29年12月22日
(2)訴訟が提起された裁判所:東京地方裁判所

2.訴訟を提起した者の概要
(1)名称:任天堂株式会社
(2)所在地:京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 君島 達己

3.訴訟内容
(1)訴えの内容
特許権侵害に基づく損害賠償請求
特許権侵害に基づく弊社アプリ『白猫プロジェクト』の生産、使用、電気通信回線を通じた提供等の差止請求等

(2)訴訟の目的物および価額
損害賠償請求:44億円及び遅延損害金
差止請求の対象アプリ:白猫プロジェクト

4.訴訟の原因及び提起されるに至った経緯
任天堂株式会社(以下、「任天堂」といいます。)から平成28年9月に、当社のゲームが任天堂保有の特許権を侵害するとの指摘がありました。それ以来、1年以上にわたり時間をかけて真摯かつ丁寧に、任天堂の特許権を侵害しないことを説明してまいりました。
しかしながら、当社の考えが任天堂に受け入れられるには及ばず、訴訟を提起されるに至ったものです。

5.今後の見通し
当社は、当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です。
なお、本件が当社グループの業績に与える影響を現時点で見通すことは困難でありますが、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示いたします。

任天堂の法務部は最強?

画像にあるように、任天堂の法務部と言うのは業界でも有名な部隊らしい。

任天堂の法務部が関わった訴訟や裁判では、任天堂側がことごとく勝利しているとのこと。

噂では『任天堂の法務部は最強』と言われる程の力を持っているようだ。

ただし、全戦全勝というわけではない。敗訴・もしくは和解に至ったケースもあるとのこと。

Twitterによるつぶやきでは、過去に任天堂が訴えられたケースがあったそうだが、訴えた側の主張は退けられ、敗訴。

その結果、多大な裁判費用から、訴えた側の特許のすべての使用権、それらを根こそぎ譲り渡す羽目になったそう。

通常であれば、和解で済むところが正面から叩き潰すのが任天堂法務部の怖いところだという。

まさに『触らぬ神に祟りなし』といったところか。

しかし、今回はその神がみずから起き上がったのだから大事。

この訴訟のヤバさについて。

今回の訴訟はただ単なる特許技術の訴えでないことはわかりますでしょうか?

『白猫プロジェクト』はゲームのすべてを『ぷにこん』で操作することをメインとしており、なおかつ任天堂の訴えとしては電気通信回線を通じた提供等の差止、『白猫プロジェクト』サービスの終了を請求しています。

コロプラの収入源は大半は稼ぎ頭である『白猫プロジェクト』であることが考えられるため、その収入源を壊しにかかっていると言うこと。

つまり、今回任天堂が勝訴した場合、コロプラは会社の存亡に関わりかねない事態になるでしょう。

これにはコロプラとしては何としても対抗せざるを得ないでしょう。

任天堂側も1年間も訴えを続けてきたことに対し、コロプラ側は『不当』として退け、和解には踏み切らなかった事がここにきて大事になってしまったようですね。

コロプラ側の関係者の手腕が問われるところですが、この状況を覆すのはなかなか難しいようです。。。

任天堂法務部の起訴歴

ここで、任天堂が裁判沙汰となった問題について振り返ってみようと思う。

ドンキーコングはキングコングのパクリ

こちらはアメリカのユニバーサル社から訴えられた事件のようだ。

キングコングとは2005年に公開されたアメリカの映画ですね。

出展:にこのふのマルチメディアのオトモ!!

ユニバーサル社の訴えは、『ドンキーコングはキングコングのパクリだ!』というもの。

しかしながら、任天堂法務部の調査によると、ユニバーサル社がキングコングの映画のリメイク権を取得していなかった事が発覚。

そのことから、任天堂はユニバーサル社を名誉棄損で逆起訴を行った。

それによってユニバーサル社は敗訴し、任天堂に160万ドルの賠償金を支払った

しっぺ返しとはまさにこのことですね。160万ドルって1ドル100円換算でも1億6000万円ですからね・・・えげつないっす。

さらに、キング・コングには著作権が無い事も明らかになり、その場で『キング・コング』は『ドンキーコング』のパクリであることを裁判所に認めさせたそう。

さらに、この裁判における訴訟費用も全額負担させたようです。

ユンゲラーはユリゲラーのパクリ?

次に紹介するのは『ポケモン』の裁判だ。

超能力者として有名な『ユリ・ゲラー』本人が、ポケットモンスターのキャラクター『ユンゲラー』は自分の権利を侵害していると訴訟を起こしたそう。

出展:pokemon-go 攻略NEWS

私もユンゲラーというポケモンを認識した際にはユリ・ゲラーがモチーフとなっているのだろうなとかんがえていました。

しかしながら任天堂は

『ユンゲラーという名前は日本で発売したものでしか使われない』

『日本で発売した商品には海外の法は適用されない』

という点を指摘し、訴えを退けた様です。

3DS裸眼立体視特許裁判

元ソニーの社員が訴えを起こした事例のようです。

任天堂が発売した『ニンテンドー3DS』に搭載されている裸眼立体視の仕組みはその社員が取得した特許を侵害していると訴えたそう。

この社員が任天堂にてその仕組みについてプレゼンし、賠償金を請求しました。

2014年1月にニューヨークにて第一審が行われ、任天堂が敗訴。賠償金29億円の支払いが命じられました。

しかしながら、任天堂は控訴し、2014年12月に裁判所は一審判決を破棄し、差し戻しを命じました。

その後、2016年4月、上記の特許侵害は無かったと判決が下り、逆転勝訴しています。

コロプラ提訴でハッシュタグ「#任天堂を許すな」が誕生

今回の騒動が話題を呼び、Twitter上ではハッシュタグ『#任天堂を許すな』というものが生まれています。

この名の通り、白猫ファンのユーザーが『白猫プロジェクト』のサービスの停止を阻止すべく、任天堂の訴訟を退けるためにその怒りを表明する場所かと思われていましたが、そのハッシュタグを使用しているのはほとんどが任天堂のゲームを愛用しているユーザーでした。

内容を見てみると、ほとんどが任天堂のゲームをやりすぎてしまったことによる憤りやゲームの続編希望がつぶやかれている。

一部紹介する。

これらのつぶやきを見て、任天堂愛されてるなぁとひしひしと感じました^^

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