キングダム 534話 『日没まで』観想と次回予想

この記事はキングダム 534話の感想です。ネタバレも含みます。

遂に、左軍の紀彗(きすい)戦、クライマックス!

信と蒙恬は、この圧倒的劣勢の状況をどのように攻略するのか?

勝敗は秦か?趙か?

詳しく見ていきます!

スポンサーリンク

 

 

前回までのあらすじ

秦・総大将王翦(おうせん)を筆頭に、趙の業を攻めるために侵攻中。

しかし、王翦は業が難攻不落な完璧な城であることを知る。

そのため作戦を変更し付近の城を攻め、城民を解放。

人を蝗に見立てた害を、すなわち、業への兵糧攻めを作戦。

それを阻止せんとして攻めてくる李牧軍と業より北西の朱海平原で激突。

秦左翼・麻鉱軍と趙右翼・紀彗軍との戦いで、蒙恬の活躍により圧倒的優勢に見えていた秦軍。

そこに李牧が奇襲部隊として表れ、秦大将・麻鉱を葬ることに成功。

指揮官を失った軍の流れは一気に趙軍へ。

王翦の命令により、少数で紀彗を奇襲中だった主人公・信は、離脱しようとする李牧を討とうとするが失敗。

士気を失った軍は見る見るうちに趙軍に飲み込まれ、

もはや巻き返しは不可能に思われた。

しかしそこに、蒙恬が現れ、信に軍の再起させる話を持ち掛ける。

蒙恬は秦と陸仙の小隊を使って乱戦の中に二つの拠点を作り出す。

その拠点を拠り所として、徐々に劣勢だった麻鉱軍の拠り所となる。

更に、士気が低くなっている麻鉱兵に対して言葉を投げかける。

『繰り返す!麻鉱様より全兵士への言葉だ!』

『立って』

『戦え!』

麻鉱将軍がいつも使っていた言葉。

耳慣れた二言で一気に噴きかえす闘志。瀕死の麻鉱兵が蘇る。

今回のストーリー内容

麻鉱兵が復活したことで喜ぶ上官達だったが、蒙恬はまだこれは

『最低限の準備ができただけだ』と、告げる。

さらには二つの拠点に本陣より援軍を送るよう指示。

本陣が手薄になるため、敵中央馬呈軍の攻撃を警戒したが、河了貂(かりょうてん)と蒙恬は既に頭首を失った本陣を攻めてはこないことを予測。

また、河了貂は楽華隊本陣が左に隠してあることにも気づく。

二人の予測した通り、馬呈は秦本陣ではなく、標的を右の飛信隊に向け爆走。

特に前回の黒羊戦で劉冬(りゅうとう)が討たれたことから、兵のボルテージは最高潮となっていた。

これに襲撃されたらひとたまりもない。

信は応戦しようとするが、羌瘣(きょうかい)がこれを制止。

右へと逃走する。

羌瘣が蒙恬・河了貂の意図を読んで行動を指揮。

十分右にそれたことで馬呈が簡単には引き返せなくなる状態を作り出した。

それを合図に左の森に隠れている楽華隊本軍3千騎が出陣。

飛信隊に気を取られて手薄になった敵・紀彗軍にぶつけることで前線を全力で押し返す目論見だ。

もちろん、左拠点にいた陸仙が指揮する。

蒙恬は麻鉱本陣を左に移し、文字通り、左から全軍突撃を行う。

慌てた紀彗は左からの攻撃に応戦するため、紀彗本陣を動かし、迎撃する。

李牧の危険を冒した奇襲が無駄になることを恐れたのだ。

『出るぞ者共!あの右の軍を叩きつぶす!』

両軍衝突ーー。

その頃、李牧は明日の盤面を考えていた。

そこに血相を変えて金毛(きんもう)が現れる。

『その明日の盤面・・・どうやら前提からやり直さねばならぬ羽目に・・』

李牧は眉をひそめる。

『!?一体どうゆう意味です』

信が声をかけ、蒙恬か気づいた時は既に夜になっていた。

『あれ?紀彗軍は?』

倒れていた蒙恬が信に聞く。

『あー、さっきやっと退きやがった。アホみてぇにしつこかったぜ。』

『あ、それで蒙恬、たぶんな』

『お前が思ってた以上に麻鉱兵残ったぞ。』

『あっそ』

534話『日没まで』観想

案外あっさりと終わってしまいました!

VS紀彗戦。

最後の時間が飛んでしまったところがなんとも気になりますが、総力戦で勝ったということでしょうか?

両軍の陣形としてはこんな感じ。

紀彗は屈強な離眼の兵を精鋭としているため、仮に蒙恬側が数で優位に立っていたとしても負けるなんてことはないように思えますが、これも麻鉱兵の個々の力があったから成すことができたということでしょうか?

おそらく、主力となる馬呈は飛信隊を追って右に出払っていたから勝つことができたのでしょう。

しかし、馬呈は最初から最後まで蒙恬に囮をつかまされていますね・・

今回の作戦が成功したのはやはり、【2つ】の拠点を作れたことと、温存していた楽華隊本陣の活躍ですね。

二つの拠点と本陣とで馬呈が攻撃可能な選択対象を増やし、危機を逃れることができたと思います。

もし仮に、馬呈が飛信隊以外を狙っていたら。

もし馬呈が本陣を狙っていたら、本陣は崩壊。

逆に立て直しは困難となっていたでしょう。

しかし、馬呈を始め、紀彗でさえもだれが麻鉱軍を動かしていたかはわかっていればの話ですけどね。

もし陸仙側を狙っていたら、左に紀彗軍の主力が寄せられるため、紀彗本陣ではなく馬呈軍を先に潰しにかかったのではないでしょうか。

主力を囲い込み、乱戦を逃れた飛信隊が外側から奇襲をかけるというのもなくはなさそうですね。

蒙恬の活躍

今回の紀彗戦ではまさしく蒙恬の活躍が光った感じがしますね。

初回の策による奇襲に始まり、圧倒的劣勢にあった麻鉱軍の立て直し。

今回の話でもわかる通り、蒙恬はまさしく将軍級の才覚を身に着けていると言っても間違いないでしょう。王翦が側近として迎えたいということにも納得です。

蒙恬と信との格差

蒙恬の活躍が光る一方で、信が振り回されている様子が見て取れます。

こういう戦場ではいかに軍略の力が相手よりも勝っているかが勝敗を決します。

軍略の才がほとんどない信にとってはなかなか厳しい状況でしょうね。

そもそも、信は主人公として存在していますが、作者の立場になってみると飛信隊での立ち位置はなかなか難しくなっているのではないかと思います。

策を考えるのは河了貂と羌瘣がいて、さらに羌瘣の力は元々、信よりも上。

信は土壇場や兵の心を掴む力はたけているものの、なかなか発揮する時が少ないようです。

麃公(ひょうこう)将軍に認められた本能型の才能は、まだまだ隠れた力となっているのでしょう。

535話予想

ようやく紀彗戦が終わりました。

すごく長かったような・・・

『紀彗の報告では・・・』の吹き出しがあったので、

おそらく535話は紀彗の反省会になるでしょう。

もしくは、今回語られなかった部分が公開されるかですね。

しばらく他の戦場の様子が描かれていないため、気になりますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。m(_ _)m

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加